おそらく今回のケースは「お友達紹介」のパターンではないでしょうか。職場の同僚か(あなたの所属する)派遣会社の中に、かつてそのハンターを通じて転職した人か、ハンターと提携関係にある人がいるのでしょう。つまり、あなたを特定企業に斡旋することでリベートを得る方が身近にいるのだと思います。ちょっと胡散臭いやり方ですが、こういうことは人材斡旋業界では(大手中小を問わず)結構行われていたりします。
もっとも、ネームバリューのある大手系の人材紹介会社の場合は殆どが登録型(バンク型)なので、元々転職の意志のある方に対して予めカウンセリングを行い、広く求人案件をマッチングする仕組みですが、中小の人材紹介会社の多くは案件毎の人材探しが主となりますから、どうしてもハント型・スカウト型が多くなります。どこまで許されるかはモラルの問題ですが、そもそも民間による人材斡旋自体が初年度年俸の何割かを手数料として得る仕組みですから、親身になって相談に乗ってくれる人がいる一方で、営利優先で「あの手この手」を使う人も少なくありません。
ヘッドハンターと呼ばれる人たちの情報源は、いわゆるコンサルティングファームや経営コンサルタントたちとのコネクション、或いは「サロン」や「クラブ」といった経営者のたまり場です。生臭い話をするなら、特定企業経営層との間で「ライバル企業のアイツを引っこ抜いてこい」といったやりとりもあるわけです。こういう人達と関わる利点を挙げるなら、一部特定企業経営層とのコネクションが強いため、ハンターの取引先に意中の企業がある場合は強い、ということが言えますけどね。