不採用の知らせを受けると誰でも思いっきり凹むもの。でも実際のところ、不採用の理由なんて企業側の都合で都度まちまちなんです。求職者はとかく自己のスキル不足や経験不足ばかりを疑い責めがちですが、実際のところは決してそんなことはありません。ひどい場合は縁故採用が優先されたり、採用の前提となった事業計画自体が頓挫してしまったり・・・。またいつもの余談で申し訳ないのですが、選考が面倒なため、職務経歴書の束を投げて一番遠くへ飛んだ人を採用した、という某企業採用担当者(しかも大手)の笑えない実話すらあるんです。
あなたの場合、前回の不採用理由が何であったか(とは言え、本当の理由など教えてくれるケースは稀でしょう)にも依りますが、それがあなた自身の責に帰すべき事由ではない限り、意中の会社へは何度トライしても構いません。むしろそのくらいの熱意がないと、今のご時勢では、望む仕事に就くのは難しいのではないでしょうか。
ただ、ひとつだけ注意して戴きたいこと。それは、常に客観的な視点、広い視野を欠かさない、ということです。「恋は盲目(Love is Blind)」「痘痕も靨(あばたもえくぼ)」とはよく言ったものですが、相手に恋い焦がれている最中というのは、とかく周りが見えなくなり、冷静な判断力を失いがちです。その会社があなたにとって本当にベストマッチな会社であるかは、一旦距離を置き、俯瞰しないと見えて来なかったりするもの。自身の主観のみで判断せず、時には他人のアドバイスに素直に耳を傾けることも大切です。これは人生の伴侶選びと一緒ですね・・・。誰ですか、頷いているのは?
さて、ここまで済んだなら、チャンスをより確実なものとするために、レジュメ(履歴書・職務経歴書)をもう一度練り直してみて下さい。ただ単に学歴や資格、職務経歴を列記するだけなど以っての外。よく勘違いしている方が多いのですが、選考基準となるのはスキルや経験ばかりではありません。どんな職種であれ、選考要素の半分以上は常に「人と成り」なんです。以前にも触れたかと思いますが、レジュメはご自身の宣伝広告、パンフレット、いやラブレターです。とにかく相手方が「思わず会ってみたくなる」ようなアピールが必要。例えばご自身のポリシーや仕事への熱意、相手企業に対する想い入れ、そこへ辿り着くまでの努力、その企業でやりたいことなど・・・。決して上手い文章など書く必要はありません。ご自身の言葉で素直に綴ればいいんです。もう一度だけ精一杯アピールして、それでも振られたら、その時は「元々縁がなかったのだ」ときっぱり諦めましょう!(回答になってませんかね?)