転職を重ねることになった理由は何なのでしょうか?おそらく、何か特別な事情があってのことだと思いますが、3年間で4回というのは尋常ではない気がします。内的な要因、外的な要因と、色々推察することはできるのですが、戴いている情報が少ないため、正確な回答が差し上げられないことをお許し下さい。
単に転職回数が多いからといって、それが一概に(求職活動やキャリア形成に於いて)デメリットになるとは言い切れないのですが、通常、その転職の過程に「一貫したストーリー性」が見当たらない場合、多くの人事担当者は「飽きっぽい性格では?」「何か人付き合いに問題を抱えているのでは?」「採用しても、またすぐに辞めてしまうのでは?」といった不審感を抱くことになります。その結果、面接の機会すら与えられず、書類選考のみで不採用となることも多くなってしまうのです。
一方、景気低迷と加速するビジネス倫理の低下に伴い、昨今では健全な企業を見つけるのがとても困難な状況になりつつあると感じます。給与不払い、買掛金踏み倒し、違法行為への加担要求、暴利、脱税、詐欺、恐喝・・・遺憾ながら、こういった悪質な企業もあちこちに存在するようですし、社員を奴隷扱いするような傲慢な経営者も多いようです。もしかしたら、そうした中で、運悪く、問題の多い企業に続けざまに巡り逢ってしまったのかも知れません。
いずれにせよ、過ぎてしまったことを悔やんでも仕方ありませんので、今後を前向きに考えて行きましょう。
まず、やりたいことは明確になっていますか?単に生活のため、お金のためという労働は苦しいだけで長続きしません。あなたの半生で、自分が一番輝いていた時を思い出して下さい。寝食を忘れて夢中になれるものは何か・・・そこに、きっとあなたの「天職」へのヒントがあるはずです。そして、依存心を捨て去ること。自分の人生は自分で切り拓くしかないのです。会社というのは自己実現のための「ほんの一部の環境に過ぎない」ということを忘れないで下さい。
企業選択に於いては企業情報を念入りに調べるようにしましょう。くれぐれも常時求人が出ているような企業には応募してはいけません。大抵の場合、どこかに問題があり、社員が居着かない企業であることが殆どです。職務経歴書の書き方にも工夫を凝らしてみて下さい。現状のまま、ただ社歴や職歴を並べただけでは、却って要らぬ誤解を招くことになります。なぜそのような経緯になったのか、然るべき理由を添え、前向きな応募理由をしっかりとアピールするようにしましょう。選考要素の半分以上は常に「人となり」です。客観的な状況から、ハンディキャップは確かにあるでしょうが、頑張っている人を運命は見捨てません。あなたさえ諦めなければ、必ず良き理解者は現れるはずです。