応募して構いません。
元々、平成13年10月1日より改正雇用対策法が施行され、募集・採用に於ける年齢制限は(原則)してはならないことになっています。ただ、この法律は、あくまでも努力義務を定めたにすぎず、罰則もなく、適用除外規定も多い(企業側の様々な言い訳を認めている)ことから、あまり有効には機能しておらず、残念ながら、現在でも約9割方の企業が(形式上は何らかの理由を付けて)年齢制限を設けていますが・・・。
企業側が年齢制限を行う(形式上の)根拠としては、人材コスト(中高年は給与が高い)や社員構成のバランス(年上の部下・年下の上司)などが主なものですが、年功序列制度が崩壊し、特に中高年の雇用情勢(需給バランス)が悪化している現在、給与の高低は年齢とは無関係になってきており、また、年齢構成が指揮系統に悪影響を及ぼすと言うのであれば、それは指揮系統自体(管理職の能力等)に問題があると言わざるを得ず、いずれも明確な根拠があるわけではないのです。
そもそも、人の能力というものは年齢とは無関係です。むしろ「経験値」を加味すれば、年長者が年少者に劣る理由など(体力差や柔軟性なども挙げられますが、これも個体差の方が大きいでしょう)なかなか見つかるものではありません。事実、年齢制限を設けている企業の採用担当者にこの質問を投げかけてみても、殆どの場合は「優秀な方なら年齢不問」「5歳程度までのオーバーであれば充分に選考対象にしている」という本音が返ってきます。実際のところ、年齢制限は不採用の口実になっているだけで、募集・採用の条件とはなっていないのです。