期待値のみが指標となる新卒採用において、学歴(というよりも出身大学というブランド)を重視してしまう企業が多いのは残念ながら事実です。企業によっては未だに学閥が存在していたり、「地頭」などと言う失礼極まりない言葉を平然と口にするところもありますね。
ですが、大学入試に必要な能力と実社会で求められる能力には大きな違いがあります。いくら「一流」と呼ばれる大学を出ようが、いくら学歴を積もうが、明確なビジョン、強靭な志と行動力、正しい倫理観を持たない人にとっては、そんなもの「猫に小判」「豚に真珠」です。そんな連中が既得権益に胡座をかいて延々と搾取行為を働いているから世の中おかしくなるんです。偏差値や卒業証書で人生が決まる世の中なんて、もうとっくに終わってますよ。そのことに気付かないような時代遅れの会社なら、あなたの方から見限ってやればいいんです。事実、リストラの果てに却って有能な人材が多数流出、残ったのは権力にしがみつこうとする無能な人材ばかりで仕方なく中途採用再開・・・そんな笑えない話があちこちで出て来ています。
あなたは仕事を通じて何を実現したいですか?
あなたは仕事を通じて社会とどう関わりたいですか?
何か無性に惹かれるもの、夢中になれるものはありますか?
生涯を掛けて打ち込んでみたいと思うもの、ありますか?
今、社会で本当に求められているのはのは、これらの問いに明確に答えられる人材です。欲を言えば「どうすれば実現できるか」を自力で突き詰め、実行に移せる行動力のある人材です。今3年生ということですから、世間的にはこれから就職活動がスタートするわけですが、もしこれらの問いに明確な答えがないなら、就職活動を始めることに一体何の意味があるでしょうか。私見を言わせて戴くなら、周りに流されて何となく就職したり、ただ安定志向だけで就職するよりも、これらの答えを必死で探しているフリーターたちの方が遥かに有望ですよ。
人生は長いです。たとえスタートで少々躓こうが、リターンマッチで勝てばいいんです。「長いものには巻かれよ」とか「寄らば大樹の陰」の時代はもう終わりました。キャリアを切り拓くのは学歴でも会社でもない、自分自身なんです。学歴に引け目を感じている暇があるなら、まずこれらの問いに明確な答えを見つけることが先決ですね。