「すれ違い」を解消するには何よりもコミュニケーションが大切です。同じ時間を共有しにくいのであれば尚の事、まず相手に対する思い遣り・気遣いを大切にして下さい。例えば手紙をマメに書くとか交換日記など、ほんの些細なことからでいいんです。リアルタイム以外にも、また言葉以外にも、コミュニケーションの方法は幾らでもあるわけですから。
家族揃っての時間を持ちたいという場合は、やはりご夫婦のいずれか、或いはお互いがワークスタイルを変える必要があると思います。看護師さんの場合、病棟勤務ですと時間も不規則になりがちですが、ちょっと視野を広げれば定時勤務できる職場もたくさんあります。例えば外来のみの病院とか特別養護老人ホーム、老人保健施設、訪問看護、通所介護などですね。看護師は絶対的な人材不足から最も転職しやすい職種のひとつですし、育児が一段落した後に復職する人も極めて多いです。長く続けるためには「ライフステージに応じて職場や仕事内容を変えて行く」というのも賢明なキャリアプランではないでしょうか。
一方、職種転換を考えるなら、最も現実的な選択肢としてはケアマネージャー(介護支援専門員)がありますね。免許性の資格ですので取得には看護師実務経験5年以上が前提となりますが、看護師経験者は試験内容も一部免除されるなど、比較的容易に取得できます。仕事自体は決して楽ではありませんが、不規則勤務もありませんし、看護師同様、現在最も人材が枯渇している職種のひとつですので求人は豊富にあります。
すれ違いにも物理的な要因と精神的な要因があります。キャリア相談という観点からは物理的な要因に重点を置きましたが、精神的なケアの方が大切であることは言うまでもありません。いずれにせよ、解決にはご主人の協力が不可欠ですので、ご夫婦で良く話し合ってみて下さい。