あなたは一体、何のために結婚したのでしょう。何のために専業主婦という生き方を選択したのでしょう。もし、あなたが夫の支えとなることにやりがいを感じられないのなら、もし、夫の頑張りを己の喜びとは感じられないのなら、そこには真実の愛はないということになります。辛辣で恐縮ですが、夫があなたにとって一生を共にする価値のない男か、或いはあなたが自分のことしか愛せない女なのかも知れません。美味しいとこ取りでは夫婦なんて続くはずもありません。お子さんができる前に、やり直しが利くうちに、もう一度結婚の意味を、自分の生き方を問い質してみる必要がありそうです。
あなたは家事をどこまで突き詰めてみましたか。家事とは衣食住であり、生の根源であり、先祖が代々集積してきた知恵と技の宝庫です。当然ながら、これを疎かにする者は生を全うできません。人にとっての最も尊い営みを企画するのが今のあなたの仕事なのに、それを誰にでもできる容易な単純作業と軽視し、疎かにはしてはいないでしょうか。とかく頭の良い人ほど「まずはやってみる」という最も大事なプロセスを軽視しがちですが、あなたも例外ではなく、やりもしないうちから、わかったつもりになってしまってはいないでしょうか。
前職にて仕事にやりがいを感じたのはどういう時だったか思い返してみて下さい。厳しい要求をクリアしてやっと認められた時、苦労して自分なりの目標を達成した時・・・。いずれにせよ、逃げ出したくなるような艱難辛苦を乗り越えてこそ、精いっぱいの創意工夫を凝らしてこそ、成し遂げた時の喜びや感動があるのです。工夫のない仕事はただの時間の浪費です。冷たいようですが、本気で取り組んでみないうちは、やりがいなどわかる術もありませんし、語る資格すらありません。
今回のご相談は、突き詰めれば「夫を選ぶか仕事を選ぶか」という話になってしまいます。あなたの場合、おそらく事態はそこまで深刻ではないと感じましたが、全てはあなたが望み、選んだ生き方です。現実には夫と役割を交代する、家事を分担する、という選択肢もありますが、夫婦とは共有する目標に向かって歩む選手とコーチ(メンター)のようなものではないかと思います。喜びは倍に、苦しみは半分に・・・。いずれにせよ、大人なら、自分の決断には責任を持つべきでしょう。
尚、断片的な情報、抽象的な情報だけでのカウンセリングには適切さを欠くリスクがあることを何卒ご容赦下さい。今回のご相談は誠に勝手ながら愚痴・不満の領域と判断し、このような回答とさせて戴きましたが、もし、興味の対象には集中できるのに、どうしても身の回りのことにやる気がおきない、時間が守れない、物忘れが多い、無気力、などの症状がある場合、鬱病や人格障害、ADHD(注意欠陥多動性障害)などの疾病である可能性もあります。いずれも(数人〜十数人に一人という割合で)かなり多くの方が掛かっている病気です。薬物療法で治癒する場合もありますので、どうしても悩みが晴れない場合は無理に抱え込まず、心療内科や精神科などで診察を受けてみることをお薦めします。