もう遅い?・・・冗談じゃないですよ!何かを始めるのに「遅い」ということはありません。あなたは「すでに30歳」と言うけれど、まだ「たった30年」しか生きていないひな鳥じゃないですか。今や女性の平均寿命は85歳を越えている。あなたにはまだこれまでの倍もの人生が待ち受けていることになるのです。その人生を、あなたは翼をたたんだまま、籠の中で生きられますか。
そりゃ、確かに厳しい現実も立ちはだかるでしょう。過酷な労働条件、一瞬の判断が人の生命に関わるという重責、どんなにキャリアを重ねても決して「慣れ」は許されない仕事、そして、何よりも「年下が先輩である」という点での人間関係・・・。特に殆どが女性という職場での人間関係は何かと難しいもの。それなりの覚悟はお有りでしょうが、ある意味、これまで「ぬるま湯」に浸かっていたあなたにとっては180度違う厳しい世界です。
本来、経験の尺度は「時間」ではなく「密度と質」で測られるべきなのですが、「世間の物差し」では時間のみで測られがちです。スキルや知識は努力次第で幾らでもカバー出来るのですが、この「世間の物差し」は極めて厄介なもので、情熱をむき出しにしてしまうと空回りすることもしばしば・・・。やりたいことが明確ならキャリアチェンジに躊躇は無用、夢を追うのに年齢は関係ありません。むしろ看護師という仕事では人生経験が武器になるでしょう。ですが、遅いスタートでの落とし穴は人間関係です。自分とは異なる考えや価値観を持つ人たちとどう共存して行くかが大きな課題ですね。