そもそもあなたは一体何をしたいのでしょうか?どう生きたいのでしょうか?あなたの想定する「結婚後も続けられる仕事」の条件とは何なのでしょうか?
折角ご質問をお寄せ下さったのに誠に恐縮ですが、目的(本質)を抜きに手段を論じることは不可能です。また、結婚が必ずしも仕事を続ける上でのハンディキャップになるとは限りませんし、結婚後も仕事を続けることと、資格やスキル、職種の間にも直接の相関関係はないはずです。今の仕事だって、一生続けられる仕事になる可能性はあるのですから。
「家事と両立しやすく、短時間でできるだけ大きな収入が得られる仕事は何か?」・・・もしかしたら、あなたはそんな軽い気持ちで相談をお寄せ下さっただけなのかもしれません。もしそうなら、星の数ほどある求人情報誌や求人広告、求人情報サイトなどで条件に合致した仕事を抽出し、求人要件に記載されている資格やスキルをピックアップして修得に励めばいいだけのことです。せめてその作業くらいはご自身でなさるべきでしょう。
但し、人材の需要は普遍的ではないことに注意して下さい。今ある仕事、今あるビジネスが未来永劫続くわけではないということです。とかく日本人は流行に群がる特性が強いようですが、「栄枯盛衰」の諺の如く、流行りを追えば、その仕事は必ず飽和し、失業の憂き目に遭います。だからと言って、世の流れに逆らって生きるのも難しいものですが、天の邪鬼な筆者としては、そんなに自分を安売りして欲しくない、というのが本音です。
最近はどうも「結婚とキャリア」に関するご相談が多く、同様のご質問を多数いただいているのですが、この種の問題の原因は外部にあるのではなく、戦うべき相手はあくまでも自分自身であることに気付いて下さい。損得勘定で進路を策定したところで、思い通りに行くほど世の中は甘くありません。大切なことは、環境がどう変わろうと、ワークスタイルがどう変わろうと、何か「これだけは」と思えるものを持ち続けることではないでしょうか。そのためには日々を漫然と過ごしていたのでは駄目です。まずは目の前の課題(仕事)に真剣に取り組んでみる。そして自分の限界を追ってみる・・・。そうすれば、自分が本当はどう生きたいのか、本当は何が好きで、何をしたいのかも見えてくるはずです。