あなたは「浅く広くになってしまう」とご心配のようですが、職務分掌が明確で担当領域も限られる大手企業とは異なり、中小・零細・ベンチャー企業では少ない人数で何でも手分けしてやらなければなりませんから、ひとつの仕事しかできない人、特定の分野のみを掘り下げる専門家タイプでは通用しません。むしろ、あなたが仰る“何でも屋”であることが、ある意味、中小・零細・ベンチャー企業で働く上での必須条件と言えます。
ただ、長いキャリアを見通した場合、得意分野を持つことは大変好ましいことです。以前にも申し上げたことがあるかと思いますが、何処へ行っても歓迎されるのは「T字型のキャリア」です。あなたがこの先どのようなキャリアを歩もうとなさっているのか筆者には判りかねますが、オールラウンドプレーヤーでありながらも、此処ぞという処(ところ)では誰にも真似できないような才能・個性を発揮する・・・野球に例えるなら、イチロー選手や松井選手のような人材を目指して戴きたいですね。