筆者はそのようなことは聞いたことがありませんが、誰がそんな無責任なことを言っているのでしょうか?どこかの就職(転職)マニュアルにでも書いてあったのですか?
要は解釈の仕方次第なのですが、字面を鵜呑みにしてしまうロボット人間さんも多いわけでして・・・これじゃ、取って付けたような態度を取る人が増えて困りますね。どうも小手先の小技にばかり注目・執着する人が多いようですが(それを逆手に取って商売するメディアも悪い)、対人関係というのは、ビジネススキル云々以前に、人として生きて行く上での基本中の基本であることを始めに申し上げておきます。
確かに対人関係に於いては第一印象が最も重要であり、その後の人間関係を大きく左右する要因であることは言うまでもありません。この辺りについて書かれた書籍は星の数ほど有りますが、駄作や有害書籍も星の数ほど有ります。私見としては、精神科医であり、多数の執筆も手掛ける斉藤茂太氏の「初対面で相手の心をつかむ法」(ISBN4-569-56857-2)が名著かと思いますので、ご興味のある方は一読なさってみては如何でしょうか。女性の口説き方についての件もあったりしますので、特に男性にはお薦めですよ!
※ちなみに、この推奨はネット上に蔓延するアフィリエイト(提携広告)ではありません。本当に良いものだからこそ純粋にお薦めしているだけで、筆者は出版社や関係各位からも一銭も戴いておりませんので、誤解のなきよう、お願いします。
さて、前置きが長くなりましたが、新しい環境下で円滑な対人関係を築くには「郷に入りては郷に従え」という諺もあるように、ある程度はその職場の空気を読み、自らの振る舞いを社風や習慣に合わせることも必要です。まずは相手の意見や行動に理解を示し、同調するということですね。仮に幾ら素晴らしい能力やキャリアを重ねた人であっても、その職場では新人なのですから、謙虚であること、分らないことは素直に教えを乞う姿勢も重要でしょう。
但し、その反面、中途採用には少なからず「社風の変革・一新」という意図も有るわけで、同調が馴れ合いや虚構になってしまったり、逆に気遣いがストレスとなって、その人本来の才能や個性が没するようでは意味がありません。「相手の立場に立ち、一歩下がって相手の反応や性格・思考・興味等を探りながら、あくまでも自然体で、肩肘張らず、素を晒す」のが正解であり、主張すべきことは勇気を持って主張することも大切です。真の相互理解・調和というものは、そこから初めて生まれてくるのではないでしょうか。