確かに夢を持ちにくい世の中になってしまいましたね。情報もモノもサービスも氾濫し過ぎた為でしょうか、我々の生活は便利にはなりましたが、その反面、利便性や富は人間の本来持てる創造力をどんどん退化させました。更に、何もかもが営利優先、ビジネス論理偏重で動くギスギスした世の中になり、人が人として生きて行く上で最低限守らねばならない倫理や道徳が廃れたことも、現代社会から夢を奪っている大きな要因でしょう。
夢を見つけるヒントということですが、あなたの仰る通り「興味があるもののバイトをしたり、自己啓発書を読んだり・・・」それで良いのではないでしょうか。お幾つ位の方なのかが判りませんが、夢(=本当に自分がやりたいこと)が見つかるまでは、できる限り沢山の人や事象に触れて、様々な体験をしてみることです。その中で「ああでもない」「こうでもない」ともがきながら、だんだん「なりたい自分」に近付いて行くのではないかと思います。
かく申し上げる筆者の場合は幼少の頃から既に偏屈でして、人並みであることや他人と比較されることが大嫌いでした。「毎日満員電車にぎゅうぎゅう詰めにされて、一体、何が面白いんだろう?」世間の人々が何の疑問も持たずに進学したり就職して行く様を観て、とても不思議でたまりませんでした。夢を探し続ける反面、ある意味で社会にも逆らって生きて来たわけですから、紆余曲折はそれなりに大きなものがありましたが、結果として今、こうして皆さんと向き合っていられることで、私の存在意義のひとつは果たせているのかな?とも思います。
要は、あなたが「何に最も大きな価値を求めるか」ではないでしょうか?
人が生きられる時間は限られています。その中で得られるものも、成せるものも限られています。欲をかいても多くを手中にできるわけではありません。ある事象を幸と受け止めるも不幸と受け止めるも、夢と認識できるか否かも、全ては他人が判断するものではなく、本人の価値観次第なのです。
【追伸】新年、明けましておめでとうございます。どうやらこのコーナー、今年も続投ということになりました。少しは皆さんのお役に立てているのか、それとも単にからかわれているのか・・・。いつまで続くかわかりませんが、本年も頑張りますので、どうか宜しくお願い申し上げます。