不利に作用するケースが多いことは否めませんが、結局は本人次第と言えますね。「なぜ派遣でしか働いたことがないのか?」「なぜ正社員なのか?」に対して明確な答えを持ち合わせているかどうか、ということです。この点に於いては、動機が「安定収入」だけでは弱いですね。
派遣で働いている人の中には「アルバイト感覚」「パート感覚」で働く人も多いですが、「なりたい自分」に向けて真剣に努力を重ねている人、優秀なスペシャリストも沢山埋もれています。派遣でスカウトされて経営層にまで登り詰めるような人もいますし、独立して起業するような人もいます。その違いは何なのでしょうか?
終身雇用制度が崩壊したとは言え、正社員雇用というのは(日本の慣習としては、まだまだ)本人はもとより、家族までの面倒を看るということですから、企業にとっては甚だ勇気の要る決断です。昨今では平凡な労働力ならコストの低い派遣やアルバイト・パートで幾らでも調達できますからね・・・。つまり、企業側の期待値に見合う「何か」が感じられなければ、正社員への壁を打ち破ることは難しいでしょう。失礼ながら、今回のあなたのご質問からは、その「何か」が全く感じられませんでした。
いいですか!「派遣の経験しかない」こと自体はどうでも良いことなのです。そして、それにこだわることも、体裁を気にすることも馬鹿げています。確かに企業側の偏見も介在しますのでハンディキャップはありますが、過去を振り返ったところで時は巻き戻せません。時間の無駄です。有利不利を案じている暇があるのなら、「自分はどう生きたいのか」「そのためには何をすべきか」を真剣に考え、力を養い、ご自身の魅力を磨き、上手にアピールする努力をなさってみて下さい。
私もつい先日派遣社員から正社員へシフトしました。紹介予定派遣を利用し、派遣で6ヶ月経験したこともあり職場にも慣れ、あらためて自分にまかされた仕事に責任を持って取り組んでいます。
現在の会社の前に派遣社員としてを2年近く経験しましたが、その中で人ぞれぞれ仕事に対する認識の違いを感じ取ることができたように思います。結婚までの「つなぎ」として、もしくは正社員のしがらみに疲れて、反対に派遣でいろいろな仕事を経験してスキルアップをはかる人など、本当にさまざまです。
清水さんのおっしゃる通り、どんな雇用形態でも結局は自分次第だと思います。
漠然とした理由で正社員になっても、仕事に対して目的ややりがいを見出すことは難しいと思いますので、自分ができることとできないことをはっきりさせ、これから先どのようになりたいのかを今一度振り返ることはとても大切なことだと思いました。
今一度気を引き締めてがんばろうという気持ちになりました。貴重なコラム、本当にありがとうございました。