誰しも自分は可愛いもの。多くの人は他人評価よりも自己評価の方が高いものですが、では一体、あなたは相手(会社・上司など)をどのように評価しているのでしょうか?他人評価を高めるには、互いに高く評価し合う関係が必要であることを忘れてはいませんか?
自分に対して自信やプライドを持つことはとても大切ですが、果たして相手の気持ちや立場まで理解できているでしょうか?幾ら無能に思える上司でも、傲慢と感じる経営者でも、冴えない会社でも、相手の生い立ち・性格・癖・行動特性(社風)、考え方や気持ち、仕事上の立場や辛さまで理解できれば、どこかに意外な魅力が見いだせるものです。
べつに「相手をヨイショしろ」ということではありませんので、どうか勘違いしないで下さいね。他人評価を高めるには、己の内面にしっかり目を向ける(自省する)こと、そして、相手に対する思い遣りを忘れないことが大切だということなんです。これは人間としての基礎力です。幾らビジネススキル(ここでは知識や技術などの狭義で使わせて貰います)を高めても、人間としての基礎力が不足してしまうと、対人関係で悩んだり失敗することが多くなります。
もうひとつ、多くの人は「他人評価=報酬」と捉えがちですが、組織に於いては報酬(給与)は個々人の能力の対価として支払われるものではなく、本質的には組織利益の分配です。つまり、幾ら個人の能力が高くとも、組織(事業)全体として利益があがらなければ、分配は本来ゼロであり、組織利益が赤字でも支払われる場合の報酬は借金なのです。では、どうすれば良いでしょうか?
組織利益をあげるには、組織全体が顧客から高く評価して貰える仕事をしなければなりません。その為には、一人ひとりが活き活きと働き、様々な潜在能力を最大限に発揮してくれるような働きかけも必要になります。これを死語になりつつある「チームワーク」とか「リーダーシップ」とも言うのですが・・・もうお解りですね。辞めるのは簡単ですが、その前に、もう少しだけ視野を広げてみて下さい。査定評価も己の心の持ち方次第で必ず変わります。