介護と仕事の両立は確かに大変ですが、それを「無謀」と表現するのはいかがなものでしょうか?会社と家族とどちらが大切か、血の通った人間なら、答えは明白かと思います。
老いた親の面倒を看るのは人としての道理(筋道)であるはず。もし無謀という表現が当て嵌まるとすれば、それは目的たる「介護と仕事の両立」そのものを指すのではなく、手段たる具体的な方法論、つまり「どうすれば両立できるか」についての思慮不足や無計画性を指し示すものでなければなりません。
昨今では特別養護老人ホームがどこも満杯で、何年も入所待ちという状況です。止むに止まれぬ事情や被介護者本人の意志であるケースも確かにありますが、世も末か、多くは「姥捨て山」同然の意図によるものです。結果、業者は笑いが止まらないわけですが、果たしてこの事象をドライにビジネス(需要と供給)として片付けて良いものか・・・あなたはどう感じますか?
多様化する価値観の中で、もしかしたら筆者の私見はもはや少数意見なのかも知れませんが、世の中には多様化してはならない道理というものもあるはずです。願わくば「介護と仕事の両立」を目前に尻込みするのではなく、前向きに「どうすれば両立できるか」に挑んで戴きたいと思います。