「キャリアプランの設計の仕方」ですか・・・。転職系サイトや転職情報誌が煽り過ぎるのも悪いんですが、あなた、ちょっと難しく考え過ぎじゃないですか?
いいですか、そもそも「キャリア」というのは常に「過去形」なんですよ。あなたの歩んだ「足跡」なんです。とかく頭の良い人は、見通しが利く分、到達点や経路、勝算が見通せるまで行動を起こしにくいものですが、意地悪な言い方をするならば、「キャリアプランの設計」というのは、そこに付け込んだ一種の「まやかし」ですね。
そりゃ「計画」や「設計」は大切ですよ。無駄なコストや時間、手間を省くためには不可欠でしょうし、己への「まやかし」、即ち「モチベーションを高める」という意味では有効でしょう。でもね、頭の中で考えてばかりいては何も変わりませんし、何もできずに終わってしまいます。それじゃ、結局、なにも残りませんよね。ですが、飛び込んでみて、とにかくやってみて、失敗を重ねた場合はどうでしょう?「経験」や「教訓」という偉大な財産が残ります。
人生ってのは、とことん「アナログ」です。やってみないとわからないこと、見えてこないもの、出逢えないもの、が沢山あるんですよ。想い通りにならないからこそ面白いんです。ロボットじゃあるまいし、何事も計画通り、設計通りに進んでしまったら、生身の人間として生きる価値がないじゃないですか。
ご期待に沿うような回答でなくて恐縮ですが、大切なことは、己自身が「何を成し遂げたいか」「どう生きたいか」なんです。そしてその目標を日々強く「意識する」ことですね。目標の具現化たる「行動」を操るのは、人間の場合、計画でも設計でもありません。「意識」が行動を操るのです。「何年後の姿」かは個々人の目標次第ですが、その意識が強ければ強いほど、行動は「習慣」になり、目標達成に至る時間は短縮されるでしょう。最後にもう一点、目標達成に至るプロセスも自由ですよ。人間ですからね。