あなたの「やりがい」って何でしょうか?
人間には様々な「欲求」がありますが、「やりがい」とは「己の自己実現の欲求が満たされる感覚」です。つまり、あなたの欲求が何なのか、何が満たされることに幸せを感じるのか、ということなんです。物欲や金銭欲でしょうか? 人から信頼されることでしょうか? 己の探究心が満たされることでしょうか? その優先度は?
こうして己の「欲求」を噛み砕き、己の「やりがい」の本質を見極めて行けば、自分がどう行動すべきかが見えてきます。そもそも「やりがい」を「職種」といった上辺だけの狭い領域で考えてしまうから「都会か地元か」の二者択一になってしまうのですよ。もう少し視野を広げて、「他者への働きかけ」「自己への働きかけ」という次元で進路を模索してみてはいかがですか?
ここにバイクを“こよなく”愛する青年がいます。彼は整備士となり、一旦は都会の大型量販店に勤めたものの、今は地元の小さな修理工場で働いています。なぜ彼は給与も倍以上違う都会の大型店を辞めたのでしょうか? 彼の「やりがい」は「そこそこの品質で数をこなすこと」ではなく「ボロボロに使い古されたバイクに、なんとかして再び息を吹き込むこと」だったのです。
読者の方には「偏見だ!」と叱られるかもしれませんが、都会は利便性の反面、どうも人の心が荒みがちです。弱肉強食、騙し合い・・・純粋無垢な心では暮らしにくい混沌とした世界です。都会で生き続けるには、邪心や悪の誘惑に染まって生きるか、それらに支配されるか、或いは敢然と戦い続けるしかないのかも知れません。
「将来の結婚も視野に入れて」ということは、もしかしたら、想いを寄せる大切な方が地元にいらっしゃるのかも知れませんね。職種という狭い領域に於いては「都会でなければできない仕事」も確かにあるでしょうが、今後の進路選択肢のひとつとして、願わくば「地元でやりがいのある仕事をする」も加えていただきたいと思います。